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サヤエンドウ . . . 播種 収穫 . . . . . .
サヤエンドウ 2007
まだ2月なのに町内のホームセンターでは種物が店頭に並べられました。春近しと胸がワクワクしてきます。
私は毎年右側の白い花の咲く「絹さや」の種を2畝分2袋購入しています。
いずれの写真もジョイ谷地店さんにお断りして撮影しました。(2007.02.06)
種まき
蒔き時

 例年4月1日前後にしている。人によっては前年に秋まきして芽を出させ、雪に埋もれさせて新芽を出させる人もいるというが、私はしたことがない。要は遅まきをしないことだ。種まきが5月になった時があったが、茎だけが伸びすぎて収穫期間が短くなり、収量も少かったことがある。
蒔き方
 @良く耕した地面に鍬等で約5センチメートルのV字の溝を作ります。5センチはあくまでも経験上です。種が土から出ないようにしています。
 Aうね幅は60センチ。(おらホでは2尺と言ってます。)
 Bここに約6センチ(おらホでは2寸)間隔で1粒づつ種を置いていきます。この時まだ土を上掛けしません。
 C買い求めた種の残り具合を確かめ、残っていたら適当に蒔き、足りないようだっらB種を拾い集め適宜蒔いていきます。
   何でもそうですが、「最初」が肝心なんですネ。経験上、この「2寸間隔の1粒」が芽を出し、花が咲いたとき受粉が旨くいくようなのです。この時、最上川河川敷ではハチ等の昆虫が見られず風での受粉とおもえるんですが...。定かではありません。
ポイント 
 おらホでは発芽まで2週間程要しているようです。気長に待っています。
 連作しないように気をつけています。

手入れ
支柱立て
 6センチ位になっら支柱を立てます。私は写真のような立て方をしています。材料は近くに自生している枯れたヨシと市販されているイボ竹を適宜利用しています。
肥料
 1回程度の顆粒状合成肥料蒔きです。そもそもサヤエンドウは豆。豆に肥やしをやりすぎると茎だけ大きく伸び過ぎるようです。(コスト大)
害虫対策
 おらホの農園では1番のサヤエンドウの害虫はアブラムシ。チョットでも見かけたら市販農薬で噴霧消毒します。ですが、初期対策が万全ですと1回ですむ時がありますし、そのように心がけています。(減農薬、コストダウン、省力化)
ポイント
 後はほったらかしです。葉っぱが白っぽくなったりする病気になるときもありますが、気にしません。学術的には何かの病気なんでしょうが、病気にかかったサヤエンドウは食べないし、病気していない隣のものを食べてきましたが、腹痛しませんでしたし、私死なないでおります。
 それよりも、そのための消毒をできるだけしないようにしております。

収穫
 プッチン、プッチンとハサミで切り取っていきます。おらホではハヅモノ(初物−初めて収穫した作物の意味)なのでホドゲサマ(仏様−ご先祖様)に供えるようにしています。好みでしょうが余り身が大きくなりきっていないヤツがいいですネ。コレをさっと塩ゆでして...、日本酒、ビールのつまみに。(グフフ...。)

調理

 スーパーで売っているものと同じですから適当に調理して食べています。イルカ汁なんかが最高ですネ。(男の料理)
 実が大きくなりすぎたヤツはもっと実入りさせてグリーンピースにします。(冷凍庫行き)
毎年、この種を蒔いています。ホームセンタで1袋185円。以下、播種は2007.03.24(撮影)
耕耘機をかける前に石灰を振ります。昨年12月に洪水となったの
で少し多めに投入しました。本当は1週間くらい経ってから耕すと
良いのですが、仕事が忙しいので今回はすぐ耕しました。
木豚2号で耕しました。所要時間20分くらい。2回耕耘機かけました。
右、三角クワを使っての溝作りを終えたところ。ストックはこのように使います。
容器に種を入れます。コレで1畝6メートル分でしょうか。
1粒ずつ種を借り置きします。まだ、土をかけません。
土をかけ、籾殻を蒔き、目印用の種袋をおいて完了。所要時間
45分程度。籾殻は地面のどこに蒔いたか目印にもなりますが、
蒔いた種、上掛けした土を安定させる効果もあるようです。
今年は暖冬なので、4月20日頃発芽するかもしれません。
(写真左は越冬したキャベツです。6月頃収穫予定。)
サヤエンドウの発芽を確認。あと1週間もしたらツル這わせの
支柱をたてなけらばならない。忙しくなるぞう。 2007.04.13撮影
同左  2007.04.13撮影
気がかりだった支柱立てを完了しました。所要時間2時
間程度。2007.04.24作業撮影
緑がイボ竹、これに自生のヨシを利用します。風で倒れないように斜めに補助イボ竹を差し固定します。2007.04.24作業撮影
別角度で撮影。これで一安心。2007.04.24作業撮影
ヨシは無尽蔵。奥にあるのがヨシです。2007.04.24撮影
サヤエンドウマメ、順調にのびています。2007.05.03撮影
ツルが何かに巻き付きたいのですが、触れるところになかな
かぶつからないので右往左往しています。2007.05.09撮影
イボ竹にくるくるとテープを巻いてエスコートしました。2007.05.09作業撮影
やさしくエスコートしています。2007.05.10撮影
右写真:こんな感じなのです。 2007.05.10撮影
2回目のテープ蒔き。あとは自立してツル巻いていきます。
2007.05.16 作業、撮影
サヤエンドウの開花を確認しました。白いきれいな花です。
そろそろアブラムシに注意しなければなりません。2007.05.29 撮影
サヤエンドウ初収穫としてはおこがましいが、待ちに待った収穫
だったので公開することにした。サヤエンドウは要は如何に長期
間収穫できるかと言うことである。早春に種を蒔くが、寒いうちに
種まきすると長期間収穫できるという。6月20日まで収穫でき
れば上出来だろう。 2007.06.06 収穫撮影
あと5日くらいは収穫できそうです。2007.06.24 作業、撮影
今年は6月一杯収穫できました期間的にはまずまずでしたが、
終わりごろにアブラムシがつき収量が落ちました。来年への
課題としたい。 2007.07.10 撮影
刈り取り、支柱を撤去しました。雑草をとり耕して、秋野菜
の箇所となります。作業時間2時間。2007.07.10 作業撮影
家庭菜園/減農薬/山形村山おらホの百姓
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