エモコ(里芋) 2025
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
里芋 . . .. . 植付 収穫 収穫 .. .
 
山形名物「エモニカイ」(おらホではなまって芋煮会を意味する)のメイン材料となる里芋の栽培方法の紹介です。里芋の苗木はホームセンター1本150円前後と高価です。おらホでもこれまで苗木を購入して栽培していましたが、昨年から種芋から栽培して見事成功し、相応の成果を得ることが出来ました。

定植の準備
よく耕した地面に幅3~4尺のマルチ(黒い農業用ビニール)を敷き、固定します。マルチの敷き方にはコツがありますが、おらホでは風のない早朝にしています。

定植時期

 
さすが山形名物「エモニカイ」の古里。昔で言う八百屋と称する所の殆どの店舗で購入することが出来ますが、店毎に仕入れルート
が違うようで当たりはずれもあるようです。 おらホでは4月末から八百屋、ホ
ームセンター店頭にナス、キュウリ等ともに種芋が並び始めます。これを買い求めて5月1日前後に定植しています。

定植の仕方
 ①1畝中約60センチ間隔となるように15センチの深さとなるように穴開け器で穴を開けていきます。
 ②①に水を注ぎます。
 ③芽の出る方が上になるよう穴に置き、厚さ5センチくらいになるように周りの土で埋め固定します。
 ④昨年は、20日前後で芽が出ました。


手入れ

 基本的にはほったらかしですが、乾燥には弱いようです。
肥料
 芽が出たら第1回目は市販の顆粒状合成肥料をパラパラとかけ周りの土を土を寄せています。(サクヅカゲ)
 20センチくらいになったら「尿素」「顆粒状合成肥料」をかけサクヅカゲ
茎落とし(茎の間引き)
 8月初旬頃芋の茎、葉が大きくなったら数本残し、残りの茎を間引き切り落とします。切り落とした茎、葉は茎の周りに置き土で埋めます。(肥料になる?昔からそうしています。)
マルチ撤去
 お盆頃になっったらマルチを撤去し、通気がよくなるようにしています。
ポイント
 遅霜の被害を避けるため、土を多めにかけ発芽が遅くなるようにしています。洪水には強いようです。


収穫
 9月中旬頃から収穫できました。適宜順次好きなところから収穫していますが、10月下旬には全部収穫し、冬に備え保存します。


調理

 
ナント言ってもエモニジル(芋煮汁)でしょう。納豆汁、けんちん汁の具にも最適です。イカとドッキングさせての煮っ転がしも結構いけます。
マルチ張りは開始。左はキュウリ用。2025.05.05 9:55 二畝作業完了。2025.05.05 10:44
左白袋は購入したドダレ芋。10戸で700円だった。残りは昨年収穫した食べ残し、30個。2025.05.05 11:22 仮置き、開始。2025.05.05 11:22
仮置き、全部で40個。何個目を出すか?2025.05.05 11:22 水をかけて植え付け完了。2025.05.05 12:28
亡き母が、カッコウ鳥が鳴く時、里芋の芽が出ると言っていた通り、里芋の芽出しを確認。2025.05.21 5:51 里芋の芽が出てきた。2025.06.03 5:26
サトイモ両脇の雑草が目立つ。2025.06.07 9:17 半分完了。暑くなってきたのでこれで完了。2025.06.07 10:14
2日間かかってしまった。2025.06.08 8:54 サトイモらしくなってきた。2025.06.08 8:55
幸雲に水かけ。2025.06.10 5:43

 
中間にカヤを立てて作業完了です。
2016.05.01 14:53  撮影
家庭菜園/減農薬/山形村山おらホの百姓
 元に戻る