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ささぎ 2008
種まき
蒔き時
種はツル無しササギに決めている。ツルを這わせる支柱立てが面倒くさいからだ。
例年5月1日頃1回目を蒔き、芽が出て双葉になったら2回目と2回種蒔きしている。 これで、1ケ月くらい収穫を楽しむことができる。6月頃蒔いて9月収穫ということもあるが、やはり蒔き時というあるようで6月下旬に蒔くと育ちが悪かった時があったので種蒔きは5月中と決めている。(というか、外の作物に忙しくて手が回らないのがホントの話)
ササギも他の作物同様水はけが悪いとダメで湿った特に地面に実が接触していると間違いなくカビがはびこってくる。また、最上川の洪水でおらホの農園が水没すると当然全滅となる。
蒔き方
@良く耕した地面に移植べらで約30〜45センチ間隔で、直径約6センチメートル、深さ3〜4センチメートルの穴を掘ります。
Aうね幅は60センチ位。何故か60〜70センチ。
Bここに2粒づつ種を置いていきます。この時まだ土を上掛けしません。
C買い求めた種の残り具合を確かめ、残っていたら適当に蒔き、足りないようだっらB種を拾い集め適宜蒔いていきます。
発芽
1〜2週間程度で発芽しています。
ポイント
@穴のそこはできるだけ平面にしています。凹凸のある穴に種が蒔かれ土をかけると、かけられた土の厚さが一定でなくなり発芽しないものが出たり、発芽が早いものと遅いものが出てアンバランスとなります。
A密着しないように2〜3センチはなして種を蒔くと、お互いに邪魔し合わずに成長する。
B連作していません。
手入れ
肥料
収穫まで2回程度顆粒状合成肥料をパラッと根の周りに蒔いています。その時、両脇から土をかけて盛り上げ状態にします。おらホではこの作業を「サクヅガケ」と称しています。
害虫対策
余り害虫はつかないようですが、ついたら市販薬剤噴霧です。
それよりも発芽したばかりの芽を野鳩がつつくので、これが頭に来る。ポット植えして萎え移植する人もいますが、私は不要となったCDを棒状のものに糸でつるして、あのピカピカで脅かしている。
ポイント
サクヅガケの時、茎が倒れないようにコンモリと土をかけています。地面にふれるとカビがはびこりますので注意しています。
収穫
スーパーで売っているような適当な大きさになったものから適宜つみ取っていきます。
大量に収穫したときはゆでて天日干しにして保存しています。保存したささぎは秋、冬に水で戻して煮付け(ささぎの戻し煮付け)にします。
調理
おひたし、イルカ汁、ささぎの戻し煮付けetc.
家庭菜園/減農薬/山形.村山おらホの百姓
今年もこの種にしました。ツル無しでとても柔らかいです。倒れ
ないように土寄せしておけば安定した終了が期待できます。
2008.04.29 撮影
こんな風に種を置きます。 2008.04.29 撮影
作業完了。 右4列は「大根群」です。 2008.04.29 撮影
綺麗なササギです。ここまで来ればまずは一安心。あとは
倒れないようにサグヅガゲ(土寄せ)することです。
2008.04.29 撮影
ササギ。2回目の種蒔きです。今回も同じ種にしました。
長年栽培しているので癖をある程度知っているからです。
2008.05.18 6:00 撮影
床となる穴を丁寧に開けました。2008.05.18 6:10 撮影
疑似ガラスを置いて作業完了。2008.05.18 6:30 撮影
ササギ、開花しました。これだけ深くサグヅガゲしていれば
倒れないはずです。2008.06.15 7:15 撮影
綺麗なササギの花です。2008.06.15 7:15 撮影
間もなく収穫できるはずです。2008.06.22 7:15 撮影
ササギ大量GETです。一度に食べきれないので茹
でて干します。冬場の保存食となります。
2008.07.05 18.00 撮影